どんな道具が必要なの?
薪を追加する時や、灰を片付ける時は、専用の道具があるんですか?
もちろんあるよ。
そうですね。道具もご紹介しておきますね。まずは基本アイテムから。
基本アイテム
- 薪
- 着火用の薪(焚き付け材)
- 着火剤
- 皮手袋
- 火ばさみ
- ガラスクリーナー
- 温度計
- ほうき
- ちり取り
- スコップ(灰をすくうもの)
- 灰バケツ
- 薪入れ
- 焚き付け材入れ
先ほど火をつけた時にも使いましたが、薪にも2種類あって、通常の薪と、着火用の薪(焚き付け材)が必要です。着火剤もあると便利ですよ。
そして火を扱うので、革手袋と火ばさみは必須です。薪を追加するときに使います。
ガラスクリーナーも用意しておくと、ストーブのガラスが汚れてもすぐに綺麗にできます。
はやしださんには温度計も必要だね。僕はいらないけどね。
はいはい。
(薪が教えてくれるんだよね)
それから掃除道具。ほうきとちり取り、それに灰をすくうスコップ、そして灰を入れる灰バケツは用意した方がいいです。
あとは薪や焚き付け材を置いておくための薪入れと焚き付け材入れですね。
結構たくさんありますね。
(使いこなせるかな)
これで基本だよ。頑張って。
使っていくに従って自分の道具っていう感じになってきて、愛着が湧いてきますよ。次は必要に応じて用意するものをご紹介しますね。
必要に応じて用意するもの
- ハースゲート(お子様用のゲート)
- ハースラグ(不燃性のラグ)
- ケトル(やかん)
- スチーマー(加湿器)
ハースゲートは薪ストーブの周りに設置するゲートで、お子様が火に近づかないようにするためのものです。はやしださんもお子様がいらっしゃるのであった方がいいと思います。
そうですね。いたずら好きの5歳なんで、一応ゲートつけようと思います!
(やけど注意だな)
危ないってことをちゃんと教えてあげてね。でも全く触らせないようにするんじゃなくて、子どもを信じて、使い方とかも徐々に教えてあげれば、薪ストーブのある暮らしって子どもの成長に良いと思うよ。
なるほど、そうだな。
(良いこと言うな)
うちにも7歳の娘がいますが、ルールを守ることや薪をくべる役に責任感を持ってやってたりしますよ。
へー!しっかりしてますね。
生まれた時から薪ストーブがあるからかもしれません。
えーと、それからハースラグは不燃性のラグで、火の粉や燃えかすから床を保護するものです。こちらは炉台をどうするか次第ですね。
ふむふむ。
ケトルやスチーマーも便利です。ケトルでお湯を沸かせますし、スチーマーは加湿器として使えます。
スチーマーはとっても良いよ。冬は乾燥するからね。
スチーマーいいな。
(ぜひ買おう)
次は薪割りに必要なものです。
薪割りに必要なもの
- チェーンソー
- 薪割り機
- 斧
- くさび
- ハンマー
- キンドリングクラッカー(キンクラ・焚き付け材作りの道具)
大きな木を切り倒したり、丸太を薪に適したサイズに切り分けたい場合はチェーンソーがあると便利です。丸太を割るのは、斧か薪割り機で割ります。薪割り機には電動式とエンジン式があって、硬い木を割るのに便利ですよ。
薪割り機は便利そうですね。
(チェーンソーはちょっと怖いな)
斧やくさび、ハンマーもあった方がです。くさびは大きな木を割るときにハンマーで打ち込んで木を割れやすくします。
そして、キンドリングクラッカー、通称キンクラは焚き付け材を作るのに最適な道具です。
刃の部分に薪を当てて、上からハンマーで叩くんだ。安全で力もそんなにいらないから子供でも薪割りを楽しめるよ。
おー、これがさっき言ってたやつだな。
(ぜひ買おう)
キンクラなら5歳でもできると思うから、一緒に薪割り楽しんでね。
最後に、薪ストーブをより楽しむための道具を紹介しますね。
薪ストーブをより楽しむための道具
- クッキング用のスタンド
- フライパン
- ダッチオーブン
- アロマオイル
- アロマストーン
- ロータリーキャンドル
- 薪ストーブ用の小さなイス など
クッキング用のスタンドやフライパン、ダッチオーブンがあると、料理も楽しめます。
ダッチオーブンて何ですか?
蓋が付いた鋳鉄製の鍋で、炭の上に直接置けるし、蓋の上にも炭をのせられるので、オーブンのように上下から加熱できるんです。圧力鍋にも近いですね。
肉や野菜を入れて蓋をして焼くだけでも遠赤外線でとってもおいしいよ。パンも焼けるしね。
へー、それはうまそうだな。
(ぜひ買おう)
それからアロマオイルやアロマストーンを使えば、リラックスした時間を過ごせますよ。ロータリーキャンドルを置いても可愛いですよ。
ロータリーキャンドル?
上昇気流で飾りがくるくる回るオブジェです。
へー、妻が好きかも。
(買ってみようかな)
あとは薪ストーブ用の小さなイスもあると、座って作業ができるし、インテリアとしても雰囲気がいいですよ。
イスいいですね。
(ぜひ買おう)
たくさん買うんだね。フフフ。
・・・
まとめ
6. どんな道具が必要なの?
- 基本アイテム 薪、着火用の薪(焚き付け材)、着火剤、皮手袋、火ばさみ、ガラスクリーナー、温度計、ほうき、ちり取り、スコップ(灰をすくうもの)、灰バケツ、薪入れ、焚き付け材入れ
- 必要に応じて用意するもの ハースゲート(お子様用のゲート)、ハースラグ(不燃性のラグ)、ケトル(やかん)、スチーマー(加湿器)
- 薪割りに必要なもの チェーンソー、薪割り機、斧、くさび、ハンマー、キンドリングクラッカー(キンクラ・焚き付け 材作りの道具)
- 薪ストーブをより楽しむためのもの クッキング用のスタンド、フライパン、ダッチオーブン、アロマオイル、アロマストーン、ロータリーキャンドル、薪ストーブ用の小さなイス など