目を楽しませ、心を癒し、体を暖める
日だまりのような暖かさ
薪ストーブは最初に火を点けたら熾火を消化することなく利用する「継続暖房」です。家全体を常に暖められた状態に保てます。寝ている間も、点けっ放しにしておけば、朝まで暖かく過ごせます。しかも、輻射熱なので、からだに直接温風があたらず快適。また、輻射熱と共に放出される大量の遠赤外線は、からだを芯から暖めてくれます。
美しい炎による癒し
ゆらゆらと揺らめく炎を見ていると、不思議と心が落ち着き癒されます。一人静かに、あるいは友人や家族と賑やかに楽しむ、「炎のある暮らし」は最高のリラクゼーションになります。
家と体に優しい暖房
適度に乾燥せず、適度に湿気をなくし、結露の発生を抑えてくれます。また、薪ストーブは密閉されているので、部屋の空気が汚れないし、むしろ部屋の中の汚れた空気を取り込んで燃焼し、空気をキレイにする効果もあります。お客様の中にはアレルギー体質が改善されたという例もあります。
料理を楽しめる
ストーブトップの熱を利用してお湯を沸かすことや、コトコトと煮込み料理ができます。ストーブの炉内では、ピザ、クッキーや焼き芋が楽しめます。薪ストーブの直火で焼くと、どれもじっくり火が通って本当に美味しい料理ができます。
再生可能エネルギーを燃料としたエコ暖房
一般的に木材が燃える時に排出されるCO2の量は、木が成長する過程で大気から吸収・固定する量とほぼ同じです(カーボンニュートラル)。一方、化石燃料ではこの3倍程度のCO2が排出されます。薪ストーブは木材を燃やすため、環境に優しいカーボンニュートラルである点が注目されています。
里山の森の循環システムの構築
森の健康な状態を保つためには適正な時期に間伐、更新、植林という整備が必要です。これらが二酸化炭素の吸収を高め、炭素固定を促します。適切に人が手を加えることにより得られる木質バイオマスエネルギーである薪炭を利用することが、健全な里山保全と森林の循環システムを構築することにつながります。